お客様がマイホームを検討する時必ず質問する事で火災に対しての事。木造は木だから火災に弱いですよね？と聞かれた方が居ました。「当たり前です」だから鉄骨が良いと思うのですがと言われた方も居ました。「これまた根本的な事が理解出来ていないな」と思えました。火災になる時燃えるのは室内にある物です。絨毯・カーテン・壁紙・電化製品などです。いきなり柱部分には木造で有っても火種には成りません。その証拠に木造の火災になった家をニュースで見ると柱や梁が残っていませんか？短い時間内に柱や梁の木材の芯まで焼けると言うのは余程でない限り有り得ないと判断出来ます。余程とは例えば自然災害の火山の噴火で溶岩が流れて家を飲み込んだ場合は短時間で燃えるかも知れませんがその場合、重量鉄骨・軽量鉄骨も跡形もなく溶けて無くなるでしょう。もちろんRCも同じセメントは高温な熱を加えると火薬に似た現象を起こします。要は火災を出さないに尽きると思います。もし火災となったとした場合隣、近所への延焼をくい止める為の建築計画（隣の建物とのスペースや構造）などを検討し建て替えられる様な保険に加入する。これが大切と思いますのでRC・重量鉄骨・軽量鉄骨・木造、全ては同じなのだという事を考えなくては行けません。鉄は燃えないと思われている方は次の画像の写真を見てどう思われますか？リフォームして住みますか？ちなみに画像の家が火元で隣に有った木造住宅も全焼です。この場合鉄骨が残っていて満足する事など有り得ないと思います。