私がHMや不動産業者嫌う訳

私自身も今の事業を行う前は某HMにて新築営業を行っていました。振り返って見て某HMは素晴らしかったと思えます。何が素晴らしかったのか、それはこれから住まいを考える方の為の研修的な場所を自ら作っていた事です。
11階建て?だったでしょうか。下の階から基礎の分野があり上へ上がるに従ってマイホームの詳細が分かるレイアウトと成っています。最上階はレストランがありお客様にお弁当を無料提供していたと思います。
今考えれば素晴らしい事でした。あれ程の設備投資をしたHMは今は存在しません。失って分かる価値と言うのはこの事かと思います。ただ倒産時に契約済、建築中のお客様に多大な迷惑をかけた事がありました。
それらを踏まえて分かった事はマイホーム作りの為にはお客様自身が理解しなくては行けない事、その説明する為の設備は必要だという事。又、施工する会社が倒産するとお客様に甚大な迷惑をかける事です。
だからこそ施工する業者は何があっても潰してはなりません。それが責任です。
ただそんなHMでもひとつ疑問な所もありました。各HM共に価格帯と言うものがあります。巷に言われるローコスト住宅と呼ばれるHMから財閥の大手住宅メーカー迄。施工工法や設備など様々な差別化を計っていると思うのですが私が思うに価格がマイホーム計画では一番の事ではないかと思っています。たとえ話をしますが現金で5,000万円あります。このお金を全て使って家だけを建てなさいと言った場合、皆さんは何を一番に考えますか。
人それぞれ様々な考えがあると思いますが私の場合、建てるための資金がクリアーしているのであれば次に建てる場所を重視します。年々自然環境が変わりつつあります。建てた場所が海沿いなら地震の津波を想定し土地をかさ上げを行い敷地のぐるりを防潮堤の如く擁壁を作ります。川の近くなら氾濫時の為の工夫を行います。山の近くなら土石流を防ぐ又は被害を受けない山裾から離れた場所に対応します。と考えます。そして最後にそれら自然災害に耐えうる家と考えます。つまり何が言いたのかと申し上げると私が常に伝えています3つの優先順位で1番目「建てるための資金」2番目「建てる場所」3番目「建てる物」が重要なのだと申し上げています。
その為にはマイホームにどれだけの費用を使用できるのかをまずは把握しなくいては行けません。例として旅行に行くのに予算を関係なしで行かれますか?車を買うのにいきなりレクサスへ行きますか?お給料が月々20万円なのに何も考えずに入った外食店が高級なお店で最低でも10万円掛かるとした場合でも笑顔で食べれますか?
この予算が非常に重要です。知り得るのは皆さんだけが知れば良いのです。相手に伝える必要はありません。何故言わないのかそれは言っては行けない大きな理由が存在します。
言った場合(知られた場合)と言わない場合を比較した場合、どちらがお客様として得なのでしょうか?
答えは言わない方が120%得なマイホーム計画が行えます。
しかし予算的な事を知られてしまいます。何故でしょう。答えは簡単です。年収を答えるからです。その答えた事で本来であれば予算を考えなくては行けないのはお客様なのに相手側が予算を考える事になります。
私がHMにいた時に思いましたがこの年収を答える時のお客様は大方、本当の事を答えられます。高額な買い物をしようとしている為になめられては困ると言わんばかりに堂々と言われます。
これがそもそもの間違いです。
私自身がHMや不動産業者を嫌うのはこの部分が大きく影響しています。特に住宅ローンのコンサルティングを行っている者として時に「ふざけるな!」と言っております。あくまでもお客様の代わりにです。
だからこそ三河アシストリファレンスの提携するHMや不動産業者で無い場合、正直、申し上げて気が進みません。
過去に三河アシストリファレンスと業務委託契約を交わされたお客様で住宅ローンの借入れ金額が確定し予算が確定するまでは不動産業者への相談はお止めくださいと再三お願いしていたお客様がおられましたが、いくら迄の借り入れ可能となった時にその金額を不動産業者へ伝えられました。シングルマザーのお客様でこれからの事、お子様の事を良く考えられている方で他の不動産会社やHMの斡旋で住宅ローンの「否決」だった方でしたが当方のコンサルティングで「承認」を得ました。しかし三河アシストリファレンスとのお約束において考えが浅い行為をされた事でコンサルティングを中止、「承認」を出した金融機関に取り消し手続きを行い、申請を無効とさせて頂きました。
この方は二度と住宅ローンは利用出来ません。それ程住宅ローンの条件を満たしていないお客様でした。三河アシストリファレンスはお客様と金融機関の間にいるのですが中間に立っているのではありません。お客様の前に立っています。又、施工をどこで行なおうと条件を付けているのではありませんが進める順番を間違えばお客様が損をします。ただそれを阻止したいだけであり、それをご理解頂かない方は住宅ローン・コンサルティングを行う意味がないと思います。その点、三河アシストリファレンスと提携するHMや不動産業者はその所を十分にご理解頂いています。だからこそお客様が損はしません。
これが私がHMや不動産業者を嫌う理由です。

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