I邸、引渡し
2018/03/16、大安。天気は雨。しかし雨降って地固まるにふさわしい雨、外構部分が後、2~3日掛かるが一旦は新居をお渡しする事が出来ました。思えばI様との出会いは2016年12月7日にご家族で一色町の自宅まで来て頂いた頃からあれこれ2年の月日が流れました。住宅ローンの問題に少し手間取りましたが、何とか承認を得て完成物件を見学に行きました。内容良く気に入られたとの事で買付証明を出して購入の段取りを進めていた時に実はこの完成物件の建物の下に古井戸がある事が発覚、後から言って来たと言う事に不動産を業とする一建設に激怒、ついでに友人の不動産業者にも激怒。I様より感情が高ぶったのを覚えています。私は私を信じてくれた方を裏切る行為は私に否が無くとも許せないタイプ。そこでローコスト住宅へ紹介をかけましたがフィーリングが合わなかった様です。このままでは新しい住まいへのチャンスを逃すと思い、トータル的にプロデュースする事に。それでも色々と問題は発生しました。金融機関のミス、不動産会社のミス、工事内容の弊害、予想だにしなかった事も多々ありました。I邸の建築工事中に何人の関係者と大ゲンカした事か?でも私一人では出来ないのです。特に良く喧嘩と言うか意見をぶつけ合ったのが家内かも知れません。やった事もない事を分からないなりに一所懸命してくれたと思います。地鎮祭や上棟式でも段取りを文句ひとつ言わずやってくれました。家内がしないと言えばお客様、Iさんが自ら行うか取りやめにするしか無かった。この家は建売?違います請負の注文建築です。近所回りの粗品の段取りも家内でした。もちろんご協力頂いた方が沢山いる中で完成したI邸、この家の価値をI様なら汲んでくれると信じ引き渡したいと思います。お金じゃない真心で作り上げたI邸、周りに建築中の家はI邸には勝てません。全てにおいて勝てる筈がないのです。Iさん、貴方の心情は私がくみ取っています。でなければI邸の完成はありません。職場で家庭内で更なる人物となる事を願います。おめでとうございました。