住宅ローンの選択で貸付金利を優先に見る人は後悔する
変動金利、第一位はauじぶん銀行 0.289%、10年固定金利、第一位はauじぶん銀行 0.525%、全期間固定金利、第一位はARUHI 0.650%。
この貸付利率を見て決められる方は詰めが甘すぎます。この数字は広告であることを理解しなくてはいけない。
では「おとり広告なのか」そうではありません。実際に変動金利で言えば0.289%で住宅ローンを組めます。
但し、100人申し込んで100人がauじぶん銀行が提示する変動金利0.289%を利用できる訳ではありません。
住宅ローンには「スコアリング審査」と言うものが存在します。
スコアリング審査では、まず勤務先、勤続年数、年齢、年収、取引状況などをすべて点数化します。
まずはある一定の点数以上なら融資可能であり以下ならば融資不可です。
そして融資可能なお客様の中より特にスコアリングの高いお客様(上場企業の勤務年数5年以上、転職歴無し
年齢30歳以上、年収600万円以上、じぶん銀行に口座ありなど)が今回、auじぶん銀行が提示する
変動金利0.289%を利用できる、です。間違ってはいけません。
もし今回提示する変動貸付金利0.289%が利用できない場合は電話もしくはメールで金融機関特有の言い回しで
「今回の住宅ローン申し込みに対し厳選なる審査の結果、お客様の貸付金利は0.6%と定められましたので
宜しくお願い致します」と言ってくるか、送られてくるのだろう。「え!0.289%じゃないじゃん」と思うでしょう。
これらすべてを対面でなくネットで行うため手続きを進めるために従来は掛かっていた契約印紙代金も必要ありません。
要は携帯電話で住宅ローンの手続きが進められると言う事です。
ある意味、便利な世の中になったと思うと同時に昭和生まれの私は住宅ローンに関する「もしかして」を
ご存じない方は大変な事に陥るだろうなと危惧しています。
変動金利の基準金利は2.475%です。それを企業努力で0.289%にしています。ー2.186%はどう補っているのでしょう
よく言われるのが人件費が掛かりませんからと言っています。
人件費が掛からない機械的に行える。だから手続きはカンタンで行えます。の思いの裏を読める人はいないだろうと私は思っています。
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