固定金利型の住宅ローン、メガなど4行が5月に引き上げ…3月に続き

メガバンク3行とりそな銀行は28日、それぞれ、固定金利型の住宅ローンについて一部期間の適用金利を引き上げると発表した。5月から適用する。
様々な住宅ローンの指標となる10年固定では、4行ともに、今年3月以来の金利引き上げとなる。
4行ともに10年固定の基準金利を4月適用金利から引き上げ、3・05~3・70%とする。長期金利の上昇を反映する。
三菱UFJの場合、基準金利は2013年10月以来の高い水準となる。実際の借入金利は、資産や収入など信用力に応じて優遇金利が適用され、基準金利よりも低くなる。
一方、企業向け貸出金利などに連動する変動金利型は、4行ともに金利を据え置いた。固定金利型と変動金利型の金利差は、拡大基調にある。

日銀のマイナス金利現状維持を受けて、やはり円安に振れる勢いにブレーキは掛からない。そこにメガバンクの期間固定の金利引き上げを発表。
ここで注視したいのが基準金利利率である。店頭金利ではない。
みずほ銀行での現在の10年固定金利の基準金利は3.05%で店頭金利が0.95%~である。
これが基準金利3.70%になる訳で店頭金利は確定ではないが1.6%になる可能性がある。
メガバンクが金利を引き上げる事で他行も引き上げを行うだろう。過去の経緯もそうであった。
そして次に引き上げられるのは全期間固定ではないかと私は見ています。

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