書物に「業者任せは危険」「金融機関で相談する危険性」とか言っている人が一番危ない。

「もち屋はもち屋」と古くから言われている言葉が有ります。私の仕事は住宅ローンのコンサルタントであり、私の役割はお客様の希望とする住宅ローンの承認を得る事。その分野においては誰にも負けないと言うプライドを持っています。しかし住宅ローンに付随する全体を見た時には私にも時に解らない事が有ります。建築する場所(不動産)についても現地を見ただけでは周りの環境くらいは解りますが、それ以外の部分は正直解りません。従って不動産業者へ聞かなくては行けません。その不動産業者が時に売主となって新築、中古の物件を売り出しています。土地と建物プラス住宅ローンの紹介等も行われています。商売ですから一生懸命行われているのではないでしょうか?特に住宅ローンが通るか?通らないか?が解らない状態であっても必死にやられています。これに異を唱えるのはおかしいと思います。そういう意味じゃないと著者は言うかもしれませんがその様に聞いてしまいます。

 

そこに問題になるのは購入される側の勉強不足と思っています。

 

服を買う時、じっくりと確認します。試着もします。その姿も見ます。買うか買わないかの判断をします。その際の店員さんに対して言われるままに購入しますか?自分で見てから店員さんの言葉を聞いても気に入らなければはっきりと「要らない」と断るはず。

車を購入する際も何社か候補に上げて検討するはず、購入する車、購入価格は決まっていて後は担当営業マンで決めるはず、なのにマイホームについてはそうでは無い様な気がします。

 

金融機関についてあるお客様が「説明を聞きに言ったら解りづらかった」と言われていましたが私自身も時にそうだと思います。

 

まず根本的な事が住宅ローンを申込みされる方はご存じない。金融機関は「貸し付けを行った利ざやで運営をしている事」。それは事業用の貸し出し、カードローンもしかり、国債の販売等色々な商品として有る中に住宅ローンが有ります。

 

よく住宅ローン相談会を金融機関で行いますが、金融機関も当行で住宅ローンを組んで頂きたいが本音、従ってお客様の言われる相談が住宅ローンの勧誘に聞こえているのではないかと思っています。

 

従って解りにくいに繋がるのではないでしょうか?

 

当社との取引有る金融機関ではそのような点に今真剣に改善を行おうとされています。当社が住宅ローンの催事を行った際の結果を知られご連絡を頂きました。

 

ご連絡頂いた時点で感動したにも関わらず私の意見を求められました。私も綺麗事ではなく率直な意見を申し上げた所、真剣にお聞き下さり改善を行うと言って下さりました。

どうでしょう金融機関に相談は危険ではなく、相談する側の意味有る知識の向上を持って金融機関に相談する。理解出来ないのに「何と無くが」危険である事が解ると思います。

 

納得いかなければ契約しない。それで良いのではないでしょうか

 

 

 

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