破風板と鼻隠しの話

屋根の下部にある破風板と鼻隠し、屋根と壁の境に位置していてバランスを取る又、耐久性に係る重要な部分。「M’s project」では価格を追求すればこの部分に関しては塗装にて対応と言いたいところだが、一流の職人集団ではそれを行う事は各々のプライドと威厳に係るとしてあえて板金による加工を行っている。当初の設計並び価格帯では塗装による加工と考えていたが、施主の信頼を裏切る事はもちろん行っていないが、あえてプラスアルファな行動を起こすのが「M’s puroject」の一流集団である。プロデュースするものとして頭が下がる。作り立ては三流の家であっても見栄えは良い。しかし月日が流れれば必ず施主がガッカリする事は見えている。ならば今の内に対処しておけば喜んで貰える。ただそれだけの為に行っている。何故ならその建物は証拠として残るからである。喜ぶ顔を見に施主の元を訪れるのは良いが、文句を聞きに伺うのはどう考えても嫌な事です。そこの部分を施主が理解するのは引渡しの時ではないのが残念です。

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