豊川稲荷にて

毎年、恒例の豊川稲荷への参拝に1/9行って参りました。参拝者が多いのだろうと覚悟を決めて行きましたがそれ程でもなく会社関係者の方が多くおられた様に感じました。境内には露店がありましたが閉めている所が多く、念願のリンゴ飴も買えず仕舞いでした「ガックリ」。古札などを預けて本堂で参拝、のぼり旗を奉納し狐塚を参り大黒さんの打ち出の小づちを振って参道にある清光堂へ向かいました。新年の挨拶と毎年恒例の運気表を貰う為です。店の前のガラス過ごしに覗くといつもの様に先生は座っておられました。ガラス戸を開けて入っていくといつも通りにこやかに出迎えてくれました。ただ今回は私の髪型が変わっていた為、分からなかった様でしたが。色々と世間話と今年の注意点を聞きながら店内を詮索、実は今年は何か1点店内の物を買って帰ろうと思っておりました。しかし清光堂の店内に無造作に置かれた物は全てが本物との事、ある彫刻は東大寺の仁王像の作者「運慶・快慶」の系列の作と言われていました。見れば何となく違うような気がします。だからこそ高額です。ん?千円の物は運勢表並び運勢相談料くらいです。ましてや販売する気が全くない。そんな先生に何か一つ買って帰りますというと予算は?と言われ20、000円んと言うと「ん~」と考えておられました。当たり前でしょう。物には仕入れ値がありたぶん仕入れ値以下だったのでしょう、申し訳なかったのですが。悩んでいる姿を見て先生から「干支は何?」と聞かれ「辰」と答えるとこれ持って行きなさいと言われたのが添付したものです。「絶対無理、無理」と言うと先生「?円」で良いからと言われたのですが、どう考えてもその金額では無いと判断出来るのですがやはり高額だねどうれしいのだけど「無理」と言うと「いつも顔出してくれるから良いよ」と言われた、真剣に悩んだが先生の気が変わらぬ内にとお金を支払いました。これはどう見ても高額と感じ得る物です。先生のお気持ちで持ち帰る事が出来ると考えるのですが、しかしどうやって持って帰るか?先生曰く「車に積んで帰りなさい」と一言。ここから進入禁止となるところまで担いで持って行きましたが重たかった。当たり前です一刀彫りですから。でも本当に素晴らしい物です家宝になり得るものです。大切にします。ありがとうございました。

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