住宅ローンは史上最低水準の金利が続いています。その意味でマイホームは買い時ではあるのですが、ただ今は変動金利型を利用して良いのだろうか？と疑問を持ちます。
固定金利型と変動金利型では、固定金利型のほうが金利は高いのですが、この先、市場金利が上昇すれば、変動金利型の金利は上がります。
金利の差とは「保険料のようなもの」と考えた方が良いでしょう。
固定金利型で購入した後は、無理して住宅ローンの繰り上げ返済をする必要はないのでは。史上最低水準の金利で借入金を固定したのだから、余裕ができた資金は預金に回した方が良い。
外国であれば投資に回すとなるのでしょうが、一般の日本人で投資を理解する人は少ない。だからこそ悪徳マルチ商法に引っかかり元も子もない状態となる。
もし投資と考えるならばインフレに強い株式を保険代わりに買うことを勧めます。
「資産が株式に偏ってしまう」と考える人もいますが、サラリーマンの給与の一部は、退職金のために積み立てられている。
銀行預金の代わりに勤務先に「退職日満期の定期預金」をしているようなものでそれを含めて資産のバランスを考えれば、決してリスク過多とは言えますせん。
変動金利型で住宅ローンを組んでいる場合は、今すぐ固定金利型に借り換えたほうがいいだろう。
インフレの兆候がすでに出始めていると私は考えています。