「ウッドショック」発令中
建築資材が用意出来ない・・・ハウスメーカーの資材の大半は輸入材です。今回のコロナ禍の影響でカナダやヨーロッパからの輸入材がストップしています。詳細な話をするとコンテナ不足、米国、中国の建築ラッシュの為、日本に輸入材が回って来ない状況です。まあ商社しかりハウスメーカーしかり先見の目がない事を証明しています。又、それに伴う材料の高騰、納期の未確定はこれからマイホーム計画をと考える方には不利な条件ばかりです。特に資金面で問題ありと当方では見ています。建築期間が通常より掛かるという事はローンにおいてつなぎ融資期間が多く必要ですし、融資は受けているローン返済と現在住んでいる家賃がダブルで支払う期間が長くなります。これだけでも購入者には不利な話です。あるはハウスメーカーの話では9月以降の請負契約は全く予想が付かないとも言っていました。こんな中で注意頂きたい事が一つあります。当社は無借金経営ですと言うハウスメーカーは今年は特に注意が必要です。
無借金経営?その様な会社は存在しません。必ず債務が存在します。契約を交わして着工時と上棟時に約6割から7割の資金を支払う事に成るのですが、それを持って材料費や人件費に充てているのです。それが今年はウッドショックの影響で納期が予測できない為に着工金入金予定日、上棟金入金予定日が設定出来ません。すると困るのはハウスメーカーや不動産業者です。良く言うお金が回らないと言う現象が起こります。すると完成状況にて支払うものが完成もしていないのに払わなくては行けない事を言って来るハウスメーカーや不動産業者もあるでしょう。この要求をしてくるハウスメーカーや不動産業者は「倒産」の前とお考え下さい。特に着工金を5割以上の入金を示唆する所で割引を条件に言って来るところは危険と認識すべきでしょう。倒産する企業とは同じ行動パターンをします。
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