東の豊川稲荷、西のお千代保稲荷に清光堂あり 第1章
印鑑屋さんの話「貴方の運勢を良くする印鑑製造・販売」怪しい?
・・・・今も私はそう思っていますが、三河アシストリファレンスの前身の会社を行っている時(建売住宅の委託販売)の話です。
最初は徐々にですが順調の兆し有りましたが、あまり儲かりませんでした。あともう少しで契約を頂ける所で他社に負ける。住宅ローンが不承認、利益が上がらないでも経費は掛かる。人間こう言う時期もあるさのプラス思考モチベーションは時に2カ月位しか持たず、3カ月目には焦りといら立ちがプラスされたマイナス思考が襲って来ます。夜もスヤスヤ寝れません朝も爽快に起きれません。するとどうでしょう全ての歯車が円滑に回らなくなります。この状態になると落ちる所まで落ちないと駄目なようです。
しかし底が見えない落ち方とは厳しい現実を見る事となります。ある時友人が、お千代保稲荷に見てくれる人がいるから見てもらったら、と言ってくれました。「見てくれる?」何を?「占いか?」見てもらって良くなるなら皆幸せだよ!で何、○○が悪いからと印鑑作りませんか?の話だな!へんだ!俺は騙されないぞと心の声。その頃はもう心もすさんでいた様です。お金の余裕も有りませんでしたから。
結局行かず仕舞い、運とは己で切り開くのみ結局は腕だよ、と不思議なモチベーションの上り位で立ち向かうも撃沈でした。契約どころか新規のお客様との出会いもなく。途方に暮れる毎日「やはり見てもらえば良かったのかな?」「少しは気休めににはなるかな?」と思い出した頃には家の近くの印鑑屋で安さ重視で印鑑作成、出来栄えに少し感動もしていた、会社の印に蓋が有り、蓋を引き抜くと「ポン」と音がする鑑定団の中島誠之助ではないが「いい仕事してますね~」の感じだった。
でも売上、集客ともゼロ更新、委託受けてる会社からは「売れないの?」と催促され、精神的に参った状態でした。結局は委託販売は当初は良かったものの業としては成り立たなくなって来ました。でも「嫁は焦らなくて良いよ」と見透かしたような言葉に心を打たれました。そこで根本的に何が駄目なのかをじっくりと見直したのです。それには時間をあえてかけました。嫌、かけざる負えない状態でした。
そして出た答えは初心に戻る事でした。その場に居て考えても見えない事も有る為、あえて期間を決めてその場を離れ外から見直しました。そして腕自慢を辞め忠実に勉強をやり直しました。すると徐々に見えて来ました。何が良くなかったかが!
少しずつ心が落ち着きを取り戻した頃、友人の言葉を思い出し岐阜のお千代保稲荷へ妻と二人で伺いました、お稲荷さんに参拝し参道沿いに清光堂の看板目指しました、それ程大きくもなくごく普通、派手さで言えば名物串カツ屋の方が断然派手、玄関入ると中年男性と若い女性が座って居ました。取りあえずだ中年男性の方に座り差し出された用紙に名前、生年月日を記入するとその中年男性は話し始めました。私は真剣な顔で妻は馬鹿笑い+大きく頷きです。話の内容は次回に続きます。・・・・・・