考えて見よう自身の定年齢

私は自身の定年齢を希望60歳、現実65歳と決めています。何故決めているかと言うと現在55歳で希望定年齢まであと5年で現実定年齢まで10年です。ここを意識することで明確かつ無謀な行動はしなくなります。一番分かりやすいのは借金です。若い時に借りた金は俺の物と大きな勘違いをしていた時期がありました。何故そう言う風に考えたのかと言うとまだ人生の先が沢山あると思っていたと言うか余裕が有ったのでしょうね。人生の余裕です。お金の余裕ではありません。ここに大きな分かれ道が有ったという事を今になって気付いている私がいます。今は身の丈に合った生活を行えるようになりました。前回のブログで「欲」という事をテーマに上げていますが、あれも実体験を経験しそしてその「欲」に翻弄される方を見ていることから書きました。「欲」が人生を向上させるかも知れませんが、大半は打ちのめされるのではないでしょうか。今回のテーマで自身の希望定年齢を上げていますが、これもその時の「欲」が左右します。マイホームを購入する時と言うのはこの為に今までの人生を費やしてきたと言う方は、ほとんどいないかと思います。しかしながらそれ程の事でしょうと思うのは私だけでしょうか。何故なら住宅ローンを利用し購入されると思うのですが、ん千万円の融資を受けるのです。このん千万円を見た事、手に取った事、通帳に1年以上記帳されてもゼロが7桁付いたものを持っておられますか?見た事、手にした事ない人が借りるのです35年という長期に渡って。反対に手にした事のある方は少なくとも言いなりにはなりません。あくまでも自身で決めて行かれます。しかし現金で家を建てられる方は失敗しません。何故なら自身のスタイルで事を進めて行きます。施工側がいつまでに決めて欲しいと言っても聞く耳持ちません。あくまでもお客様のスピードに合わせて事が進んでいきます。だから失敗はしません。施工側も無理押し出来ません。これが住宅ローンと成ると施工側が住宅ローンの段取りを行う為に自然と施工側のスピードに合わせなくては行けなくなります。すると知識無いお客様は翻弄されて良いのか悪いのかも分からず進める事になります。そんな中で40歳を超えた方の住宅ローンは非常に危険なのです。住宅ローンの完済年齢、一般的に79歳、支援機構75歳とありますが単純に計算して見れば35年の住宅ローンを組んで40歳なら75歳まで、支援機構なら69歳までと成ります。70歳近くまで返済があるのですがここを冷静に考える方はおられますか?私のお客様でここを真剣に考えられた方は刈谷市S様、知立市I様、豊橋市E様、みよし市F様、名古屋市I様でしょうか。このお客様共通の考えはマイホームプラン打合せ中に「冷静である」に尽きます。通常、高揚する所ではあるのですがきっちりと足元を見て、打合せ前にすでに自身である程度勉強しご判断していると見えます。そして当日は確認を行っていると思えます。その中に返済計画もありボーナスによる繰り上げ返済もキチンと考えられています。そう言った考えの方が私へコンサルタントを依頼する訳ですから無敵です。もちろん有料で有って費用を投入しても正しい判断をしたいが為の行動かと思います。40歳で住宅ローンを組んで元気な内に完済をし65歳以降は自由な時間を持つ。理想と思われる方もいるかと思いますがそうしなくては行けないのではないでしょうか。私自身65歳を超えてもローンがある生活は送りたくありません。きっと皆さんもそうかと思うのですが「理想だ」と口ずさんだ時点できっと努力をする事はないでしょう。

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