ムクドリ、雀の住み家

日本家屋や軽量鉄骨で作った事務所棟にムクドリや雀が巣を作る。ある大工が日本家屋は仕方ないな?と言っていました。仕方ない?私は仕方ないと言う言葉が大嫌いです。改善する余地あるのにも関わらず分かっていて行動しない。確かに意味ない事かも知れない、しかし少なくとも巣を作らせない事をする事で家も傷まないし糞被害等もない。だからこそ私は軒下を張らせます。空気の流れはあるにせよ虫も入らない様にしています。どうも昔から行っている事を良きところは残して悪き所は改善するといった事は出来ない様だ。幾ら腕が良くても頑固なまでにこだわりを持つのは如何かと思う。その点は大手ハウスメーカーがまともに見えてきます。常に考えている。どうすればお客様の不安を取り除く事が出来るかを考えている。だからこそ高額なのかも知れない。ハウスメーカーであって自社の住まいをPR出来ず住宅ローンばかりを宣伝するメーカー・建設会社は愚の骨頂だ。時に私がこうして欲しいと大工に伝えるとそれはどうのこうのが始まる。作り手はやり方をいじられるのが嫌い、その気持ちも分かる。しかし昔のままと言うのはこの先の建築に必要とされるのか?どう考えても必要とは言えない様に思える。腕が良くとも、商品が良くとも、弁護士資格を持っていても力が発揮できない人は沢山いる。国家公務員が鉄板だと言う時代は終わった事すら気付いていない人が多い様な気がします。要は都合よく理解する。実際にそうなったとしてもこれまた都合よく解釈する。

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