マイホーム七不思議(①借金があってもマイホームを手にすることが出来た事例)
住宅ローン専門のコンサルタントとして過去の取引事例で不思議だなと思う事をピックアップして見ました。
相談者はAさん、マイホーム購入意識は非常に高いのですが大きな問題が立ち塞がっておりました。その大きな問題とは何か?
ズバリ「借金」です。
それも毎月の給料分すべてがいったんは借金で無くなり、改めて借金をすると言った内容です。だからこそ借金の額は減りません。
半永久に借金は存在する形です。もし弁護士に相談をすれば間違いなく「自己破産」を言ってくるレベルです。
私自身もそう思いましたし、そうすべきだろうとも思えました。当時、このAさんを応援する金融機関は無いと断言出来ました。
しかし100%不可と思っていた住宅ローンが「承認」となったのでした。これは金融機関の審査内容が変わったからこそ出来た事でした。
「不思議」です。嫌、「奇跡」と言っても良い位です。
住宅ローンが「承認」を得ることが出来ましたが、購入する場所にこだわりがありました。お子様の校区の変更を嫌がられた為に限られた場所での土地探しとなりました。
が、しかし見付けたのでした。元々、店舗だったところで丁度、タイミングよく売りに出されました。
又、この添付付きの土地も「不思議」な事が起こりました。
実は売主様、体調が悪く親戚の方を迂回しての売買手続きでした。従って売買契約も準備良く進める事は不可実な中で進めておりました。
当時、いつ入院してもおかしくない状態であった事を売主さんが言われていましたし、普通の入院ではない事も言われていました。
不動産売買契約、店舗の解体、施工開始と進めるのに障害はある筈と覚悟を決めておりましたが又、「不思議」な事に順調良く進みました。
その後、売主さんは入院されたと聞きましたが、入院する事曰く退院はないと言われていたので気になります。
ただAさんは債務も住宅ローンの中に組み込んで「借金」が目には見えない形となり新しい生活を始められました。
絶対に無理と思っていたマイホーム計画も「奇跡」を起こすことがあります。
ただハウスメーカーや不動産業者では「奇跡」は起こりません。何故なら「奇跡」を潰しているから起こるはずは無いのです。
次回はマイホーム七不思議②チャンスを逃す方について。をお送りします。
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