マイホームを住宅ローンを利用して購入する際に金融機関より火災保険の加入を求められます。
この火災保険加入の意味をご理解頂いていますか？
加入者の皆さんは火災や地震時のマイホームの修理費用が出るのではと簡単に思われているかも知れませんが
そこに大きな勘違いがあります。
確かに火災保険、地震保険に加入する事で災害に対して保険会社から保険金が支払われるのですが
その保険金が状況によっては加入者へ支払われない場合があります。
この火災保険加入は万が一の金融機関の保険として加入を進めています。
つまりは仮に火災で全損の場合、火災保険加入時に掛けた金額が支払われますがそれはあくまでも今利用している
住宅ローンの建物部分の返済に充てなくては行けません。
通常、土地から購入される方は土地のローンと建物のローン２本立てと成ります。
ですので火災での全損の場合は建物が消滅した訳ですから一旦は建物のローンを保険料で完済し
改めてローンを組み直すという事になります。
その進めたに反し火災保険の掛け金を低く抑える方がおられますが、万が一の時は保険金で清算が出来ず
新たなローンプラス残金と言う形になり月々の返済が増える可能性が出て来ます。
修繕で可能な部分では保険金を修繕費用に充てる事で問題は無いのですが、全損（火災しかり地震しかり）
では気を付けなくては行けません。