住宅ローンは「承認」だけを求めると大変な事に成ります。

ネットニュースにアンケートに関する」記事が出ていて思わず題名が私の注意を引くものでした。住宅ローンを利用した30歳以上の男女360名を対象に「住宅ローン選びの後悔」についてのアンケートです。このアンケートに依りますと2.5人に1人は住宅ローン選びに後悔していると考え、その割合は半数近くの40.8%となったとありました。又、30代が最も住宅ローンの選択に後悔し、住宅ローンが終わりを迎える又は終わったと言う60代以上は後悔していないと言う結果と成ったそうです。これはいったい何を意味するのでしょう。現在において住宅ローンを組まれた方ともうすぐ住宅ローンが終わるもしくは終わった方の大きな違いは何でしょう。これはその時代に実際に住宅ローンを組んだ経緯のある者でないと分からないと思います。それは私自身が初めて住宅ローンを組んだ今から33年前の頃のマイホームを購入するには暗黙の了解的な事が存在していました。それは必ず頭金が必要であり借入金額の1割は貯めていなくては住宅ローンは組めないと言う事でした。要は諸経費分は自己資金でという事です。又、二極化していた様にも感じます。お金にある方は大工に直接依頼を掛けて現金にて支払う。だからこそ玄関の広い材料に拘った家が建ち、庭に対しても家を引き立たせるもので誰が見ても驚くものでした。まさしく「屋敷」です。「家」とは言いません。私などは住宅ローンを利用して建てると言うよりも建ててある物を買うと言うスタイルでしたので必然と限度があり今より融資額について厳しかったと思います。感覚的に年収の5倍くらいでは無かったでしょうか。だからこそ買える家、買えない家と言うのが明確に分かった様に思えます。そして住宅ローンを家賃と考え払い続けることが出来るかどうかを深堀して考え親の意見も取り入れていた様に感じます。だからこそ予算の中で借りる金額と言うものも真剣に考えていたと思います。この事を今に置き換えればすべてが真逆です。一番に考えなくては行けない住宅ローンは人任せ、建物については必要のない大きさに設備を満載、必然と費用は大きく成ります。それを追加注文で月々3000円上がるだけですの言葉を信じて加算していく。私には理解出来ません。今のマイホーム計画はある意味詐欺的な要因が含まれていると私は思っています。

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