住宅ローン破綻の現実・・・YouTube動画を見て思う事

2023年、住宅ローンの返済に行き詰まり念願のマイホームを手放さなくて行けなくなったと言うYouTube動画。
長年、住宅ローン専門のコンサルタントを行う者として一言、申し上げたい。
「成る様にして成りました」それ以外の言葉は見つかりません。
三河アシストリファレンスを立ち上げた当初の話ですが、金融機関、ハウスメーカー、不動産業者へご挨拶へ伺ったところ。
金融機関では「住宅ローンの事はこちらがプロであり当方には依頼する事は何も無いと」と門前払い。
ハウスメーカーでは「ブラックリストのお客さん、通してくれるなら付き合い出来る」と言われ。
不動産業者では「お客さん紹介するとバックマージンは幾ら?」と言われた事を思い出します。
当初は「この業界は腐っている」と強く思ったものでした。
反対にお客様についても言える事があります。
住宅ローン相談会を催しとして開催した時もお客様より言われました。
「住宅ローンを借りれるのは解っているのに何を相談するんだ」「御社を利用する意味が不明だ」
「ご主人もしくは奥様を説得して欲しい」「貴方に住宅ローンの借入れ額に意見を言われたくない」
「金融機関は昔からの付き合いのある所で組みたい」など様々です。
その言葉を聞いた私が思うのは「とても危険な考えであり、考えを見方を変えようとしていない」と思っておりました。
私に依頼すると見せておきながら不動産業者の言葉を信じて、住宅ローンを組み任意売却された方が4組ほどおられます。
ローンを払って行けず私に相談したかったとは思うのですが、ここでも考えを変えることが出来ず、又不動産業者の言葉を信じて行動するのです。更に弁護士と言う大悪党に清算をお願いするのです。
マイホームを購入して購入金額で売却し債務をゼロには出来ません。
日本ではどこのハウスメーカー、不動産業者で建築、購入しても同じです。ヨーロッパの国の様に古いものに価値を見出せる国ではありません。
築何年、周りの売買実績で価格は決まります。ましてや任意売却では早く売りたいのです。
自然と販売価格は安くなります。住宅ローンの残債も残ります。
だからこそ申し上げたい、購入する前に何かあった時の為の対応策が必要であり、無駄を省くマイホーム計画が必要である事を。
金融機関では「住宅ローンを当行で利用頂ければ良い」
ハウスメーカーでは「当社で借入額の名一杯の建築を行ってくれれば良い」
不動産業者では「取り合えず当社が扱える不動産を購入して頂いて、万が一の時には当社が任意売却のお手伝いを致します」
が本音の部分です。

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