マイホームを購入しようとする方々には不思議な法則があると私は信じています。
マイホームには三つの山を越えなくてはいけません。お金の事、土地の事、建物の事です。
その優先順位はお金、土地、建物と思っています。
住宅ローンでは利用するために金融機関のテーブルに乗せなくては行けない条件が存在します。
①信用があること②無理のない資金計画であること③健康である事です。
信用の部分ではシビアに反映されます。遅延履歴、債務整理、破産宣告などの行動は信用を損ない大きなペナルティーとなります。
無理のない資金計画と言うのは計画中には気付かない事です。気付く時とは引き渡しを受けて返済が始まった時です。
住宅ローンでは健康でないと団体信用生命保険に加入出来ません。住宅ローン契約時に何かあった時にご家族が路頭に迷います。
と条件がありクリアーをしないと前には進めません。
住宅ローンコンサルタントを行って8年目、住宅営業に6年と行ってきた中でお客様の一定の法則が存在します。
それは信用、資金計画、健康が問題なくてもマイホームが購入出来ない方が存在すると言う事。
又、信用、資金計画、健康に問題があってもマイホームが購入出来る方が存在します。
これは長年、住宅営業とコンサルタントを行って来て初回の面談でスムーズに行けるのか、又、苦戦するのかが直感で分かってきます。
この方は無理だなと感じれば大概はマイホーム購入は不可能に近い状態であり、住宅ローンの改善策を申し上げても従う事をしません。
反対に熱意が伝わり問題を真摯に受け止めて我慢できる方はマイホームの夢を叶えます。
又、建築予定地（土地）や完成物件を購入する際に第一希望の土地や完成物件が購入できない時があります。
これはタイミングの話でしょうか。過去の経緯に一団の完成物件を購入しようとして3度物件の再検討をせざる追えない状態のお客様と出会いました。
それもタッチの差です。全く不運とも思えましたが後々、何かしらある様に感じてなりませんでした。
そのお客様は当初こそガッカリされていましたが三度検討された完成物件で幸せに暮らされています。
年収もありこれから結婚を機にマイホームをと相談された方がおられましたが、その方は結局は買えず仕舞いです。
大手企業に勤められていて年収、信用共に問題なしの方がおられましたが配偶者に秘密裏にしている債務が年収を越えていたのでマイホーム購入は実現出来ていません。
過去に自己破産を行い7年目、子供の小学校入学に合わせる様にマイホームを考えたお客様がおられました。通常は120％不可能の事なのですが
何故か住宅ローンの承認を勝ち取りました。住宅ローン承認後に正直な過去の話を行うと住宅ローンを申し込んだ金融機関から一言「存じております」とあった。
それでも住宅ローンが利用出来た奇跡の話です。
と言う様に教科書通りには行かない事も有ります。過去を振り返り今一度考えなおして見るとそこには不思議な法則があり
応援する力が働く人は夢が叶います。しかしながら事の重大さを軽度に思われる方には応援はないどころか違った不運に見舞われます。
それがマイホームです。