10/15、天気は雨

昨晩から降り続く雨。せっかくの休みが台無し。と言うのも住宅ローンのコンサルタントを行った顧客よりバーベキューを行うので来て欲しいと言われている。「明日、雨だよ?」と言うが、その時はその時的な返事だった。一応、行きますと返答しています。誘いの電話をくれたのは奥さんだが、気を使って頂いてるとしみじみ思う。出会いは7月。1本の電話からでした。〇〇です!マイホームが欲しい!買えますか?通訳いますか?の一方的なものでした。ちなみにその時は接客中。折り返し決めた時間に電話すると約束するも話が長くなり1時間遅れで連絡。怒っているのではないかと思いつつも電話すると意外に冷静。取りあえず会う事を約束して電話を切りました。かたごとの日本語でしたので外国人は解っていたが。黒人の大きな人が出てきたらどうしようと思いつつインターホーンを鳴らしました。するとイメージは爽やかな男性が出て来た。話しぶりからこの人だと解った。続いて奥さんが出て来た。これまた綺麗な女性でした。奥さんが日本語60%OKで旦那さんは30%OK。奥さんを中心に話を行なう。しかしながら日本語にて伝えるのは難しい。要所要所はグーグル翻訳。しかしそれでも旦那さんに思いが伝わらない。困った!目が真剣です。そんなに見開かなくてもと思えました。当事業所の進め方を伝えるも、どうも納得できない様子。⓵旦那さんの内容を調べさせて欲しいと言うとそれで住宅ローンが利用出来るのかと聞いてくる。だから利用出来るかどうかの資料だと言うと納得できない様子。この⓵が出来ないが為にある意味一発勝負となる。困った、非常に困った。内容が解らないのに進めるのかと途方に暮れていた。奥さんは何となく理解をくれるが旦那さんは依然として納得できない様子。何度も自宅に通いました。当初は隠れていたお子さんも少しずつ顔を出してくれる様になってきました。しかし以前、前に進めない状態。旦那さんは頑固です。私も頑固だから前に進まない。しかし旦那さんは会う度に心を少しづつ開いてくれました。何故日本でマイホームなのか?それは愛する奥様の為。意を決して日本のハウスメーカーや不動産業者に行くも門前払い、良くて住宅ローンの事前審査を出すも不承認。困り果てている中で友人にこの事を話をしたところ、当事業所の知立の看板を教えてくれたらしい。そこで私の出会いが始まるのだが、騙されるのではないか?と危機感はあったようだ。それはそうと思います。反対の立場ならお金だけを取られるのではないかと思うだろう。日本人では引かないのだが外国から来た人だ。「良し力を貸そう」と私が一歩引いたのでした。日本の国でマイホームを買うと言うのは勇気がいることだと思いつつ、旦那さんが安心出来るやり方で進める事にしました。しかし、そこからがまたまた大変でした。何せ旦那さん仕事はしているが最近、仕事を変わったって言われて、恐々聞きました。「どれくらい働いてますか?」返事は「3ヵ月!」思わず力が抜けた「え~!」それでは住宅ローンが通らないよ・・・・・と。しかし何とかしなきゃという使命感に前向きに進める事にしたのでした。常に壁が現れ乗り越えてヤレヤレと思いつつ、前を見ると又、壁でした。挙句の果てに旦那さんが蓄えていたお金も返済に充てていて余裕が無かった。旦那さんガッカリしていました。お金が無い訳だから困り果てたんだよね。諦めるしかないのかと考えていた様だ。その事は旦那さんがいない時に奥さんと話をして旦那さんの気持ちを聞いた。この人たちは私を信じてくれたのだから何とかしようと思い住宅ローンでは利用出来ない部分の費用を私が用意することを伝えた。奥さんはびっくりして「泣いていた」それを見てもらい泣きしそうになりました。その事を奥さんから聞いた旦那さんは電話を掛けて来ました「ミズノサン、アリガトウゴザイマス。キチント カエシマス。」「いいよ。キチンと返してくれれば良いからね。そして幸せなファミリーになってよ。」と伝えた。「ハイ」その言葉だけで感謝の想いが十分伝わりました。9/29無事に引渡し完了。彼らはカトリックだから日取りは関係ないかも知れないが私は拘った。日取りは内緒にしていたが悪い日に契約や融資実行、引き渡しは行わなかった。幸せになって欲しいと言う願いから私の小さな思いでした

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